刀語 第一話 絶刀・鉋 (西尾維新)

西尾維新さんの本が久しぶりに読みたくなったので手を出す。しかし内容の薄さ、キャラの弱さ、一段組み230頁というボリュームのなさで思いっきりコストパフォーマンスの悪い一冊だった。
西尾作品に物語はいらん。ただ小気味のいい掛け合いがあればいい!と「化物語」を読んで強く確信したわけだけど、ニヤリとさせられたのはラストの一言のみ。エンジンのかかる前に終わってしまいました。
また和風テイストに新境地を模索しているような竹氏のイラストも今回ばかりは魅力を感じなかったなぁ。