ぽてまよ #12 「花」

早くも最終回。惜しくもこれが見納め。
母親と過ごした幼い頃の日々を夢見て、母との愛情を思い出すシーンは甘ったるくて妙にこそばゆい気もしたけど、素直とぽてまよとの愛情を隠喩してのものだろうか?

開花したぽてまよを見て、「咲いたなぁ」「うん」「母さん喜んでるな」と親子のさりげない会話から始まる後半は、今までの伏線が綺麗に回収される充実した話でした。
ぽてまよの発情期とか、ウツボカズラが好みといった話も単なるネタじゃなくて繋がっていたのね。みかんと素直の関係修復も軽い抱擁がいい雰囲気。状況が状況だけになかなか感動的なシーンに描かれていた。

開始当初、キャラ萌えはあんまり感じなかったものの、倒錯的な愛情が目立ち始めた中盤以降俄然面白くなってきたこの作品。みかんに魅力を感じたのも弟のやすみが出てきてあやしい視線で見つめるようになってからだしw