げんしけん2 #08 「こすけん」

後半は数少ないクッチーメイン回。とは言っても、女性陣からはことごとく「キモいじゃなくて気持ち悪い」みたいな扱いをされるし、万引き犯からもズタボロに言われたりと何とも悲惨な扱い。総じて他のキャラがいい人化しているのに対して、オタクのダークサイドを背負う可愛そうなキャラ。

対照的に内面描写が多く感情移入できるキャラに描かれてきたのがオギー。人を寄せ付けない無愛想な性格も次第に丸くなり心を開いていき、表現者の自身やオタクのコンプレックスと言った微妙な心理状態を考えさせてくれる。影の薄い笹原に代わって今では完全に主役か?